シューベルト交響曲第7(8)番「未完成」の解説

 フランツ・シューベルト

(独: Franz Peter Schubert、1797年1月31日 - 1828年11月19日)

シューベルト交響曲第7(8)番 ロ短調 D.759「未完成」

 

1823年(当時26歳)に完成し、グラーツの音楽協会に贈られた。しかし、発表されることなく書庫に眠ることになる。

シューベルトの死後32年経ってようやく発見され、1860年にウィーンにて初演される。

第1楽章 Allegro moderato


ソナタ形式。チェロ・コントラバスの序奏を経て、ロ短調の第1主題がオーボエ・クラリネットによって奏でられる。

 

その後、古典交響曲の通則とは異なるト長調の第2主題が入る。

提示部を強烈なffzで終えると ホ短調の展開部へと入る。この展開部にある総奏部分は個人的には好きな箇所である。

再現部を経て、最後 は劇的に楽章を終える。

第2楽章 Andante con moto


この楽章は2つの主題を持つ、展開部を欠いたソナタ形式である。始まりは優雅な第1主題から始まる。

 

第2主題はクラリネットとオーボエが長いフレーズの主題を奏でる。この第2主題が終わると、突然強烈な 推移部へと突入する。推移部を抜けると再現部となり再びホ長調の冒頭の形へと戻る。

 

最後はコーダとなり、 第1楽章とは異なり美しい終わりを迎える。

この曲は謎が多いことで有名であるが、最大の謎が「この2つの楽章の交響曲は完璧な完成した曲なのか、 あくまでも未完成なのか」ということである。

 

皆様それぞれにこういった疑問の答えが見つかれば幸いです。

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コメント: 1
  • #1

    ヨシノヒトシ (火曜日, 18 2月 2025 13:03)

    第三楽章や第四楽章を補筆した曲を聴いたことがあるが、全く楽想に違和感を感じたことがあります。素直にこれで良し、するのがベストと思っています。